成長

柔道整復師は外傷を絶対に診察できるようになるべき 理由と診察法なども含めて解説

記事のタイトルどおりです。

柔道整復師は絶対に外傷の鑑別診断をできるようにならなければいけないと思います。

専門学校を卒業して、資格を取り、
どこかに入社なり弟子入りをして働きだすと、大体の柔道整復師はこう思います。

外傷、全然こないじゃん

そして、当初はメラメラ燃えていた外傷への情熱もいつしか燃え尽き、
他の疾患に力を入れるようになっていきます。

また経営者も外傷では食っていけない、などと教育し、力を入れて教育などをしません。

しかし僕はあえて大声を上げて言います。

柔道整復師は外傷の鑑別診断を絶対にできなければいけない!!

理由をいくつか考えてみました。

柔道整復師の業界全体のことを考えて、俺達は外傷をみれるようにならなければいけないんだ!!
などとのたまうつもりはありません。

実際外傷だけでは経営がやっていけないことは火をみるより明らかです。

それでも、僕たちが数少ない外傷をみれるようになるべき理由はなんなのか。

その理由を書いてみます。




理由1 柔道整復師がケガを治す仕事だから

柔道整復師とは打撲、捻挫、脱臼および骨折などの各種損傷に対して、
外科的手術や投薬といった医療的手技を使用せずに、
「施術」を用いてその回復を図る代替医療を行う資格である。
※参照 WIKIPEDIA

まずは当たり前の理由から。

僕たちの仕事はこのように国で定められています。

その上で三年間勉強して国家資格をとり、この仕事についています。

それを裏切るようなことをしてはいけません。

医師以外に外傷を治療することができる唯一の仕事です。

開業権もあります。

その国で定められたことに対して裏切るようなことをしてはいけません。

まぁここまではぶっちゃけ建前です。

理由2 骨折の処置は単純にいいお金になる

単純に経営上の話です。

骨折と脱臼の処置料金は結構侮れません。

骨折脱臼の整復と固定料を調べてみました。

厚生労働省のホームページからです。

さてこれによると、鎖骨の骨折で整復料は 4100円。

上腕骨、前腕骨の整復料は9000円です。

肩関節の脱臼などは6200円です。

初回の骨折の整復は結構な良いお金になるのです。

鑑別診断や施術でとられる時間は大体30分くらいでしょう。

30分で9000円。プラス初見料、固定費1030円、医師への紹介状1000円。

30分で1万円です。

これを手放すのはもったいなくないですか?

僕は手放したくないです。

とはいえね、ここだけの話ですが、百パーセント完璧に整復しなければならない!!

とか、レントゲンなしでも骨折線を見れるようになれ!!

とかそういう話をしているんじゃないですよ。

ここは後で詳しく話します。




理由3 外傷を見れると評判が上がる

これはすごく大事です。

外傷の患者さんが来た時に、焦らずに落ち着いて対処ができる先生。

かたや外傷が来院次第すぐに病院に送る先生。

どちらが信頼おけるでしょうか?

あそこは腰痛や肩こりだけではなく、私のケガもしっかり見てくれた。

こういう先生を頼りたくないでしょうか?

僕がもし何かしら症状を持っていたら確実にそういった先生の所へ行きます。
これはもう我々の職業の責任の問題になってくると思うんですよ!

また、いっしょに働いている治療スタッフや受付さん。

彼ら彼女らは必ず僕たちのことを見ています。

その視線は僕たちが思っている以上にするどく、かなり厳しく我々のことをチェックしています。

そういったスタッフ達の信頼を得ることってとても重要です。

信頼を置いてくれるスタッフはより一生懸命に働いてくれますし、

受付さんなどは患者さんを紹介してくれたりなんかもします。

そうやって得る口コミは、インターネットやチラシなんかで得るものとは比べ物にならないほど大きい。

そういった信頼を置けるようになるためにも僕たちは外傷をしっかりとみれるようにならなければいけないんです。

従業員達からモテモテになりましょう!!

 




 

どうやって対処すればいいの? 裏技も含め解説

さて、とはいったものの外傷を治療するのはとても難しいです。

ぶっちゃけこんな偉そうなこと言ったのが恥ずかしいぐらい、僕自身も勉強中です。

でも我々には国家資格を得るために勉強した知識と専門学校時代に練習した技術があります。

また、優秀なドクターが書いた学術書なども今の時代はたくさん溢れています。

これを利用すればいいです。

参考までに診察の流れを書きます。

色々な本や経験を元に自分なりのやり方を単純にまとめてみました。

1 受傷機転の確認。
まずはケガの起こり方を確認し、性別と年齢を加味して、ある程度予想を立てる。

2 どんな動きで一番痛みがでるかを確認。
動作痛により、痛めている部分を推測。

3 患部を視診。必ず左右差をチェック。
腫れが健側と比べてどの程度なのかを必ずチェックする

4 しびれと血流の確認。

5 触診。骨折が疑われる場合は、軸圧痛と圧痛。
脱臼の場合は限局性圧痛を必ずチェック。

6 症状をざっくりと説明して治療にあたる。
(患者は受傷時は痛いため、あんまり話を聞いていない。
早く何とかしてくれと思う。治療が終わった後に詳しく説明。)

7 症状に合わせて整復、固定などをした後に説明。
ここで本やアプリなどを使って詳しく説明をする。

8 必要に応じて転院を勧める。
紹介状などを書いて渡す。

 

といったところです。

難しそうに見えますが、肝心なのは間違いなく説明です。

裏技ですが、僕たちは外傷が来ると完璧に骨折を整復しなければならない!!

とか、脱臼は絶対はめなければいけない!!

とか考えてしまいます。

ですが、そんなことはないですよ。

もし、整復できなかった場合はそれをちゃんと説明すればいいです。

あなたのケガはこういうケガです。

なので、こういう治療をしました。

しかし、整復できなかったので病院に行ってください。

例(筋肉の緊張が強すぎるため、麻酔を使った方がいい。
骨折の腫れが強すぎるため、医者に診てもらったほうがいい。)

等と話します。

自分の体に何が起こったか理解できれば患者さんは納得します。

しかし、

理由がなければ人は絶対に納得しません。

だからもし治療が完全にうまくはできなかったとしても、
その理由をしっかり説明し、そのうえで料金を堂々と受け取ってください。

整復できなかったので、料金はいただけない、というのは自己満もいいとこです。

神様じゃないんだから!!

しっかり診察し、治療をし、説明もしています。

堂々とお金をいただけばいいです。

 

まとめ

経営をする上ではそんなに重要ではない。

むしろ昨今では蔑ろにされがちな外傷治療。

しかし、それをしっかりと勉強して、対応できるようにしておくことは、
ものすごいメリットに結び付くと思います。

何より外傷治療は面白いですしね!!

今後、勉強に役に立った本なども紹介していきます。

  • この記事を書いた人

濱中タクミ

オールラウンド柔整師です! 経歴→ブラック接骨院→グループ院長→実費施術院でゼロから修行→海外で治療活動、タイ、オーストラリア、中国へ→日本で接骨院開業。 サイドfireに向けて爆進しています! 実績→開業半年で月商100万、ブログで月5万。 独立で稼ぐために必要な知識やスキル、海外の情報を発信します。 アジアで遊ぶ方法も発信!タイ語,簿記3級,FP3級

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