柔道整復師の試験を終えた皆様
本当におつかれさまです!!
ちゃんと勉強していれば受かる試験とはいえ、やはり国家試験のプレッシャーは並大抵のものではないでしょう!
僕はあの時のことは思い出したくもないです。
卒業式の日、国家試験落第最有力候補の僕の元へ、たくさんの落第した人たちが結果を聞きに来たのはいい思い出です!!
発表は平成30年3月28日(水曜日)午後2時だそうですね。
試験日からかなり間が空いて煩わしいですが、あまり何も考えずにゆっくり試験が終わったことを満喫するといいと思います。
さて、試験が終わったあと。
むしろこれからが本番です。
社会に出てから学ぶことの方が多いくらいです。
免許をとったけど、でこれからどうしていけばいいの!?
この記事はそんな人向けに書いています。
柔道整復師の免許をとってから最初に考えるべきこと
まず、最初に考えるべきことは接骨院や病院などの就職先です。
間違いなくこれにつきます。
これを失敗すると確実に数年時間を無駄にします。
卒業してすぐの現場での経験がない人は、乾いたスポンジのようなもの。
この大事な時期に良質な知識と経験を詰め込まなければいけません。
本当に大事。
僕は職場を家から近いからという理由で選んだ結果、3年間を棒に振りました。
これを読んだらすぐに、まずは自分がどんなことを学びたいかしっかり書き出してみるといいと思います。
骨折、脱臼、捻挫などの外傷を学びたい。
カイロプラクティックなどを学びたい。
経営や保険などを勉強したい。
マッサージを極めてみたい。
お金を稼ぎたい。
人それぞれやりたいことや興味が湧くことがあると思いますが、まずは自分自身が本気でやりたいことをしっかりと明確にするべきです。
良質な職場を選ぶにはどうすればいいか?
間違えの少ない就職先の選び方
職場探しは超重要。
そのためにはどうやって探せばいいか。
最近は業界でもエキスポや就活相談などが多くやっています。
とにかく積極的に足を運びましょう。
めんどくさいかもしれませんが、大事な時間を棒に振らないための大事な作業です。
インターネットで検索すれば山程出てくるし、専門学校の受付に問い合わせてみればすぐにパンフレットなどを渡してくれますよ!
積極的に求人サイトを見て回るのも吉です。
自分の希望にあった就職先を最低でも5つは探しておくと安心だと思います。
失敗しないための面接 ここをしっかり聞けば必ず大丈夫!
大事な大事な面接です。
面接に慣れている人、というのはおそらくかなり少ないと思います。
時々あまり良くない経営者がいたりし、そういう人たちはこちらが慣れていないことにつけこんで就労条件などを有耶無耶にし、給料などもはっきりとつけず、あちらの言い様にされてしまうことがあります。
なので、面接の前に質問を用意しておき、それを必ず面接の担当者に聞きましょう。
そこで、返答がはっきりしない人、ごまかす人はそこで縁を切るのが懸命です。
聞いたほうがいい質問内容をざっくりとリストアップします。
給料は基本給でいくらか、ボーナスなどはあるか、
福利厚生、社会保険などはあるか。
就業時間と休み時間、何時から何時まで労働するのか。
祝日休み、夏休み、冬休み、有給はあるか、
研修期間はいつまでか、どうすれば研修は終わるのか、
交通費は支給されるのか、
自分が学びたいことがちゃんと学べるかどうか。
時代は人手不足。皆さんの希少価値はすこぶる高いです。
むしろこちらから選んでやるんだ、というつもりで面接に挑みましょう。
もちろん受かった後でも一度見学をすることは忘れないでください。
話が違うようであれば後日お断りすれば大丈夫です。
なぜ、就職先をしっかり探すべきなのか
就職先は本当にしっかり探してほしい。勘違いしている経営者、無能な経営者っていうのはまだまだめちゃくちゃ多いから。
そして犠牲になる人も本当に多い。
例では僕です。
僕は当時無知でした。知識は皆無でした。
そしてそこに漬け込まれ、基本給12万円、三年契約3万円という名前も書いていないのに謎の契約を結ばされました。
労働条件は週六で、祝日休みなし、夏休みなし、GWなし、です。
もちろん学べることなんて皆無です。
途中でやめたらそこで毎月の3万円を全額返金しろと迫られます。
学べたことは、こんな人間になってはいけない、ということだけでした。
こんな思いをする人が二度と出てきてはいけない。
そんな思いを込めて書いています。
試験終了本当におめでとうございます。
ぜひ、いい就職先を見つけ、充実した仕事ライフを送ってください。