勤めている会社から管理柔道整復師にならないかと言われた。
管理柔道整復師をやってほしいと言われ、
免許を会社に預けている。
管理柔道整復師っていうけれど、
具体的にはどういうことなの?
どんなメリット、
デメリットがあるの?
イマイチ管理柔道整復師について理解していない人、
そんな人向けの記事です。
管理柔道整復師というのは何なのか?
相場では給料がいくらくらいもらえるのか?
について解説します。
管理柔道整復師っていうのは、
責任とリスクがめちゃありますよ!!
柔道整復師は管理柔道整復師がどんなものなのかは絶対に知らなければいけないものなので、
知らない人はしっかりこの記事を読み込んでおいてください!
管理柔道整復師になるということ
管理柔道整復師の給料はこれくらい
メリットは?
デメリットの方がでかい
責任
リスク
ワリに合うか合わないかをよく考えましょう
管理柔道整復師になるということ
管理柔道整復師っていうけれど、
それって一体何なのさ??
お答えします。
管理柔道整復師とは、
その院の最終責任者です。
もしあなたが管理柔道整復師を勤めている院で、
何か問題が起こったとしましょう。
その時に責任をとらなければいけないのは経営者ではありません。
あなたが責任をとらなければいけません。
全てです。
全てあなたがとるのです。
そんな重大な責任がつく、
管理柔道整復師。
一体給料はどれくらいなのでしょうか?
管理柔道整復師の給料はこれくらい
管理柔道整復師の給料手当は、
0円から10万円まで大きく幅があります。
会社にもよりますが平均でだいたい3万円から5万円です。
3万円だったら少ないかな、
と思っていいです。
もらっている給料に手当が追加されるという形ですね!
僕が以前管理柔道整復師をやっていた時は、
5万円もらっていました。
中には0円のとこもあるみたいですが、
これはもうサギみたいなもんなので、
もし自分が1円も手当をもらっていないという人は速攻抗議しましょう。
それでも手当をくれないということだったら、
即ヤメしましょう!
完全にリスクがメリットを上回るので!
管理柔道整復師になるということは、
メリットもありますしデメリットもあります。
僕はどちらかと言えばデメリットのほうがでかいかなと、
個人的に思っています。
理由はメリットよりデメリットが大きすぎるからです。
メリット、デメリットを解説していきます。
メリットは?
管理柔道整復師になるメリットは大きく3つです。
細かく分ければもっとあると思いますが、
代表的なことを書いていきます。
経験
まずは経験が得られる。
管理柔道整復師になったということを履歴書にも書けますし、
責任者になる経験を得るというのはデカいです。
自分が管理柔道整復師を経験した!
ということは自信にも繋がりますよ!
お金
2つ目が管理柔道整復師手当です。
平均でだいたい3万円から5万円です。
まぁ5万円は欲しいトコですね!
単純に給料が増えるというのは大きなメリットです。
3万円ぐらいもらっている人は相場と比べて少ないかな、
ということは覚えておいたほうがいいと思います。
知識が増える
管理柔道整復師を担当すると保険の請求をすることになるので、
保険の知識が増えます。
これはもう柔道整復師にとってはなくてはならないもので、
というか保険請求ができなかったら整体師に転職したほうがいい!
というくらい不可欠です。
整体師になれば広告制限も外れますしね!
担当すれば嫌でもやらなければいけないので、
保険の知識が一気に増えます。
勤めてる個人院や会社に保険のノウハウがあれば、
それも吸収できますしね!
自分が開業するのにも絶対に役にたちますよ!
以上3つが管理柔道整復師をやるメリットです。
デメリット
物事にはかならず裏と表があります。
管理柔道整復師のデメリットというのは、
思った以上に大きくてですね、
これを考えずに、
やったー給料が上がるから管理になろう!!
ってのは非常に危険で安易な考えなんですよ。
管理柔道整復師のデメリットというのは、
大きく分けて3つになります。
責任が増える
メチャクチャ責任が増えます。
患者数が減ったとか、
スタッフがヤメたとか、
そういう責任が全てふりかかります。
当たり前ですけどね!!
この責任ってのが本当にプレッシャーでして、
院の経営が順調ならいいんですが、
かんばしくないとめちゃヘコミます。
体調崩して日常生活に支障をきたすくらいに。
マジでキツいですよ!!
僕は院の経営が落ち込んだ時、
ストレスで酒飲みまくり、
超肌荒れしましたからね。
ヘタしたらハゲる勢いでしたから!!
俺は絶対うまくいくぜ!
とか、
その院がめちゃ高立地、
とかならいいと思いますが、
自信がない場合は要注意。
ある程度覚悟を持って引き受けないと地獄をみます。
時間がなくなる
管理柔道整復師になると時間がマジで無くなります。
保険の業務だったりとか、
経理とか広告、
スタッフの管理だとか、
気がついたら帰宅時間は夜の11時なんてこともザラです。
これは本当にイタいです。
勉強する時間だとか、
友達と遊ぶ時間だとかが一気にモッてかれます。
休日潰れるなんて人もいますからね。
保険の請求とかも慣れないうちはめちゃ時間かかりますから、
そういったことも知っておくといいと思います。
リスク
僕はこれが一番大きいと思います。
管理柔道整復師はリスクがあります。
もし院の経営で何か問題があった場合、
真っ先に責任がのっかってくるのが管理柔道整復師になります。
あなたが正しいと思ってやっていた保険の請求の仕方に、
何か問題があったりとかした場合、
そこで責任をとらなければいけません。
最悪免許剥奪なんてこともありますからね!!
まぁこれはよっぽど悪どいことをやってなければ大丈夫ですが。
また会社で勤めていて系列店が問題を起こした場合でも、
責任はふりかかってくるそうです。
すいません、
この話は聞いた話なので確証はないです。
とにかく管理柔道整復師っていうのはリスクがめちゃあるんですよ。
安くない学費を払い、
三年間かけて学校に通い、
国家試験を通って得た免許。
これを院や会社に預けるわけです。
この命とも言えるような免許をたかだか一ヶ月三万円、
悪どいとこでは0円で預ける、
これをリスクと言わずなんと言うのでしょうか??
絶対に天秤にかけなきゃいけないんです。
管理柔道整復師になってワリに合うのか、合わないのか。
少なくとも僕は、
保険の正しい知識がなければ、
もしくは会社に正しい知識を知ってる人がいないようなら、
ヤメておいたほうが懸命だと思います。
悪どいところはリスクがあることを言わない。
世の中には悪いやつがおりまして、
例えば冒頭で書いたように、
管理柔道整復師手当を払わない人がいるんですよ。
経験を積めるんだからありがたく思え!!
とか言って。
ですがそういうところは、
こういったリスクがあるということを絶対に言わないんです。
知らないから社長に言われたということで免許を預けてしまう。
それがどんなリスクを抱えているかも知らずに。
悪い人はやっぱりいる
僕の知り合いでは、
面接の時に開口一番免許を貸してくれ、
と言われた人もいますからね!
残念なことにこの業界にもこういった悪い人がいるんです。
だから自分の身を守るためにも、
こういった知識を身に着けておく、
というのは本当に大事なんですよ。
搾取されないためにも。
ワリに合うか合わないかをよく考えましょう
管理柔道整復師になる場合、
一番考えなきゃいけないのは次の点です。
考慮すべきポイント
※免許を預けられるほど信頼のおける院、会社なのか?
※何かおこった場合、
院や会社は対処してくれるのか?もしくは自分で対処できるのか?
※責任、時間、リスク、
これらのデメリットを踏まえても、
管理柔道整復師になる価値はあるのか?
管理柔道整復師になるべき基準
以下は僕のおすすめのガイドラインです。
*管理柔道整復師手当が5万円以上
*自分が保険の知識に絶対の自信がある、もしくは相談できる人がいる
この2項目のガイドラインより下回る条件でしたら、
それはリスクがメリットを上回ることになるので、
管理柔道整復師になることは一度考え直した方がいいと思います。
自分が得られるものは何なのか、
失う可能性があるものは何なのか、
それを紙に書き出してリストアップしてください。
やりかたはこの記事を読んでください。
ブログネタが思いつかない人はメモをとる習慣を作れ! ※仕事でも結果が出ます。
万国共通のメモ取り術が書かれています。
そして自分にとってよりプラスになる選択肢をとってください!
それでは!!