何かと悪い噂が絶えない我々の業界。
保険が使えなくなるかもしれない、
保険の請求をしすぎると捕まることもある。
なんて色々不安をあおってくる人もいますが、
実際のところ柔道整復師が違法行為で、
保健所から取締を受けることあるのでしょうか??
断言しますが、
よっぽど悪どいことをしない限り、
違法行為で取締まりを受けることはありません。
保健所が取り締まりに来る理由は2つしかないです。
ひとつが内部告発。
ふたつめがライバル院の告発です。
それ以外は気にしないで大丈夫ですし、
ちゃんと業務を行っていれば問題は全く起きないですよ!
捕まるなんてありえないです!
理由を解説します。
柔道整復師が違法行為で取り締まりを受ける理由は主に二つしかありえない
内部告発がおこるケース
ライバル院の告発
架空請求などは問題外ですよという話
僕が管理柔道整復師ををやっているときに保健所から指導を受けた話
そんなことは気にしないでしっかり稼ぎましょう!
柔道整復師が違法行為で取り締まりを受ける理由は主に二つしかありえない
なぜ柔道整復師が取り締まりを受ける可能性がある理由は、
内部告発とライバル院告発の2つなのでしょうか?
それは保健所が役所だからです。
役所は自発的には動かない!!
お役所仕事って自分からはあまり動かずに、
やるべきことのみをやるっていうのが特徴ですよね。
保健所も一緒です。
彼らは自分から動くことはほぼないです。
周りから指導をしてほしいという告発が入った場合のみ、
彼らは動きます。
嫌々しながら。
その指導も実にテキトーで、
看板の記載を変えてほしいだとか、
パンフレットの記述を変えて欲しいとか、
そういったレベルです。
なので速攻指導に従って修正すれば、
全く問題が起きることありませんよ!
保健所に電話をかけるのはどんな人?
さて保健所に指導をしてほしいという電話は、
一体どんな人がかけるのでしょうか?
一般の人はまずしないですよね。
あそこの接骨院が法令に遵守してるか、
何て知ってるはずもないですし。
となると、
保健所に電話をする人物というのは、
ごくごく限られてきます。
1つはその接骨院内部事情を知っている人間。
そういった人物の恨みを持って保健所に電話をかけたケース。
もう1つは周囲のライバル院です。
ちなみにこれは接骨院だけではなく、
マッサージ院とか整体院とかも含まれます。
これをしっかり覚えておく必要があります。
内部告発が起こるケース
内部告発が起こるケースとはどういった過程で起こるでしょうか?
発生しやすい事例としては、
雇っていた従業員が恨みを持って、
保健所に電話をかける。
といったケースが考えられます。
柔道整復師や整体師さんは、
劣悪な労働環境で働いてる人もたくさんいますからね。
そういう人が恨みを持って、
保健所に電話するなんていうケースはかなりありますよ!!
なので日頃から従業員さんとしっかり信頼を築いておく、
というのは自分の院を守るためにも、
非常に大事なことですね!
僕自身内部告発をしようかと思ったこともあった
僕は最初の職場がめちゃくちゃブラックでした。
3年間勤めて辞めた時、
本当に嬉しかったんですよ。
嬉しいという気持ちしかなかったのですが、
やめてしばらくすると、
なんかこうスッキリしない気持ちが出てきました。
腹いせというか、
3年間搾取され続けた仕返しというか、
保健所に電話して、
あそこの接骨院 不正請求していますよ!
何て言ってやろうかな、
ということを考えたことがあります。
結局これは思いとどまりましたが、
やめた後にそういうことを考える人もいますからね!
従業員さんのことはマジで大事に扱いましょう。
くれぐれも搾取しちゃダメですよ!
まぁこのブログを読んでくれている人は、
まず意識が高い人しか読まないので、
そんなことはしないと思いますけれどもね!
ライバル院の告発
これが結構厄介でして、
何が厄介かと言うと自分で制御することができないんですよね。
例えばあなたの院がめちゃくちゃ繁盛していて、
近所の接骨院が患者さんが持ってかれちゃった。
そうするとその近所の接骨院があなたの接骨院に嫉妬をし、
保健所に告発しちゃう。
こういったケースがあるんですよね。
後は新規でオープンする時にも、
近所の接骨院からの嫌がらせで、
保健所が来たりします。
ほんと嫌な世界ですよね。
そんなことしてもどうにもならないんですけどもね。
ちゃんとやってれば問題は起きない
役所の特性上、
保健所は自分から動くことはまずない。
誰かからの告発が入った時に、
嫌々動くということがほとんどのケースです。
その時に保健所は立場上何かしら指導するのですが、
その指導に速攻対応すれば問題が起きるということはまずないですよ!
指導というのも本当にちょっとしたことですからね。
この看板の記載を変えてくださいとか。
のぼりを引っ込めてくださいとか。
簡単なことです。
だから保健所がきたとしても焦っちゃダメですよ!
堂々と対応しましょう。
恐れることはないですよ!
あなた何も悪いことしていないんですから!
架空請求などは問題外ですよという話
以前大阪だかどこかの接骨院が、
不正請求で捕まりました。
こういった不正請求のニュースが出ると、
接骨院経営コンサルタントさんとかが、
保険請求はヤバイ!!
実費に切り替えよう!!
とか不安をあおることを言う人がいますね。
ちなみに僕は混合診療推進派です。
ですが、
こういったニュースに出るような事件て、
めちゃんこ悪質なんですよ。
ヤクザと組んで、
怪我をしていないのに怪我をしたことにして、
接骨院に行っていないのに行ったことにした、
とか。
架空on架空。
もしくは交通事故で、
架空請求をしたとか、
日数を水増ししたとか。
そりゃ絶対捕まりますよ!!
誰がどう見たって犯罪じゃないですか、
こんなの!!
逆に言えば、
こういったレベルでなければ、
捕まるなんて言うことはありえない。
堂々としてればいいんですよ。
通常の柔道整復師法に従って業務をしていれば、
悪いことなんて何もしてないですから。
僕が管理柔道整復師ををやっているときに保健所から指導を受けた話
僕が以前管理柔道整復師をやっていた時に、
保健所から指導を受けたことがあります。
なんとオープンして3日目にして保健所がきました(笑)!!
もうこんなの周りの院からの告発以外ありえないでしょ!!
僕もその時はあんまり知識がなかったので、
結構焦りました。
しかし保健所の指導内容は、
本当に簡単なものでしたよ。
接骨院の中も見ずに、
ちょろっと外をチェック。
看板の保険適用、
という文字を、
保険取扱に変更しなさい。
という指導を受けただけでした。
それだけで終了。
再度のチェックもなかったです。
本当にそんなもんですよ、
保健所のチェックなんて。
ビビることなく、
堂々としていましょう!
接骨院チェーンなんてもっとガメつくやってますからね!
保健所にはそういうところをもっと取り締まってほしい、
なんて気持ちも個人的にはありますが。。。
チェーン店がどんな戦略をとっているかはこちらの記事も読んでみてください。
MJG接骨院の無料体験会に行ってきました。 結論 柔道整復師なら絶対行ってみたほうがいいです
チェーン店は治療はめちゃヘタですが、
侮ってはいけません。
強者の戦略は本当に恐ろしいですよ!
しっかり知っておきましょう。
そんなことは気にしないでしっかり稼ぎましょう!
以上のように、
よっぽど悪質なことをしていない限り、
不正請求で捕まるなんていうことは、
まずありえません。
そんなことを気にするよりも、
治療技術を磨き、
マーケティング知識を身につけ、
しっかり稼ぎましょう!!
それでは!!