こんにちは!柔道整復師 整体師の秋山ミノルです。
2019年9月、僕は接骨院の開業準備をしています。
先日、開業資金の融資を受けるために、銀行の面談を受けてきました。
準備をかなりしっかりしていたため、面談はスムーズに進み、10分ほどで終了しました。
接骨院開業の融資を受ける面談までの流れ。
銀行との面談の前に準備するもの。
銀行がどんなことをチェックするのか。
銀行融資の面談の流れがわかったので、経験を元にこれを記事にします。
これを書いている僕の経歴です。
柔道整復師 整体師として現役10年以上
過去に海外のクリニックで働き、世界各国の人の治療に関わる
現在は日本と海外を行き来しながら、接骨業を行う
2019年現在、接骨院開業を目指して奮闘中!
お時間5分ほどで読み終わります。
接骨院の開業を考えているけれど、融資ってどうやって受ければいいの?
銀行と話すって、どうすればいいのか全然わからない!
なんて人には特におススメです。
それではどうぞ!
接骨院開業の資金準備 銀行に融資の面談に行こう!
面談をスムーズにする!銀行との面談までの流れ
結論から話しますが、銀行との面談をスムーズにする流れはこちらです。
税理士さんに相談し、銀行を紹介してもらう
信用保証協会に相談
銀行に行く
これで僕は、とてもスムーズに面談を終わらせることができました。
一つずつ、詳しく書いていきます。
税理士になぜ相談するのか?
税理士さんに相談する理由は、 銀行を紹介してもらえるからです。
税理士さんは初回の面談で、事業計画や自己資金などをチェックします。
銀行との面談をする前の、事前テストみたいな感じですね!
事業計画が妥当であると判断すれば、銀行を紹介してくれます。
税理士さんを間に挟むことにより、ものすごく銀行との面談がスムーズになるんですよね!
税理士さんは、インターネットで地元を検索します。
オススメは、TKC税理士会に所属している税理士さんです。
TKCって会自体がしっかりしていて、すごく信頼があるんですよね。
会の中でのノウハウも溜まっているので、すごく頼りになります。
僕がTKCさんに相談した体験談は、こちらの記事に書いてあるのでよろしければどうぞ!
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接骨院開業前の僕がTKC 税理士会の税理士さんに融資の相談をしてもらった
続きを見る
信用保証協会って何?
信用保証協会は、中小企業のために設立された公的機関です。
中小企業が銀行から融資を受ける際に、信用保証協会から信用保証をもらうことによって、資金が調達しやすくなります。
信用保証協会に行って、事業計画を話してみてください。
信用保証を得ることができれば、融資を受けられる確率が飛躍的に高くなりますよ!
また、信用保証協会では各市ごとの制度融資なども教えてくれます。
制度融資を使えれば、めちゃくちゃ安い金利で融資を受けられます。
僕が教えてもらった制度融資は、金利0.6%でした。
鬼のように安いですね!
こういった融資は、使わなければソンです。
積極的に取りに行きましょう!
信用保証協会は、管轄があります。
自分が住んでいる地域によって、担当の場所が変わります。
事前にホームページで確認しておきましょう!
紹介してもらった銀行に融資の面談に行く
税理士さんから銀行を紹介してもらったら、面談に行きましょう。
電話で事前に、面談のアポを取ってください。
税理士さんの紹介があると、面談はかなりスムーズに設定できますよ!
では、銀行との面談の前に書類を準備しておきましょう!
マジで大事! 銀行に行く前に準備すべき書類
銀行に行く前に準備すべきものは、こちらです。
事業計画書
柔道整復師の免許
前年の確定申告書、もしくは源泉徴収票
見積書(電気医療器、ホームページ、不動産の金額がわかる書類)
事業計画書は、マジで大事です。
これを作っておかないと、話になりません。
銀行の担当さんと、話しながら作ることになります。
時間のロスになり、お互いマイナスですね!
しっかり作り込んでおきましょう!
事業計画書の作り方は、こちらの記事に詳しく書いてあります。
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接骨院の開業に向けて事業計画書を作ろう!オススメの本から実際の流れまで
続きを見る
事業計画書なんてどうやって書けばいいかわからない!という人でも、簡単に書けるようになりますよ!
柔道整復師の免許は、コピーで大丈夫です。
免許を持っていけば、銀行の人がコピーしてくれます。
どちらでもOKです。
確定申告書や源泉徴収票は、銀行が確認するので忘れないようにしましょう。
ちなみに僕は確定申告書を思いっきり紛失しており、税理士さんにデータを送ってもらいました。
気をつけましょう笑。
見積書は、電気医療器やホームページなどです。
融資のお金で購入しようと思っているものは、見積書があると話が早いです。
事前に業者に言って、見積書を出してもらいましょう。
不動産は、金額がわかるものであればOKです。
僕は不動産屋のホームページの賃貸料が出ているページをそのまま印刷しましたが、それで大丈夫でした。
これが揃っていれば、初回の銀行との面談は十分です。
僕は念のために、銀行口座の写しも持って行きました。
自己資金を証明するために持って行ったのですが、これは確認されませんでしたね。
準備が揃ったら、融資の面談です!
銀行との面談 どんなことを聞かれる?
一冊の本を紹介します。
事業計画書は1枚にまとめなさい。上野光夫著。
元金融公庫で働いていた職員が、事業計画書の書き方を説明している本です。
書き方だけではなく、面談のポイントなども細かく書いてある、メチャクチャオススメの本です。
この本を参考に、銀行との面談に挑みました。
面談の時の服装はどうすればいい?
銀行との面談での服装は、 いつも通りでいいそうです。
僕はてっきり、スーツじゃないとダメだと思っていたんですよね。
ですが、そんなにカッツリしてなくても大丈夫だそうです。
とは言ったものの、あるがままのスタイルというのもアレですからね。
ジャケットにスラックス、くらいでいいと思います。
あとは事業計画書を出し、読んでもらいましょう。
これがしっかりできていれば、質問されることはほとんどありません。
実際に僕が面談を受けた時、質問はほぼありませんでした。
税理士さんが間に入っているのも、スムーズだった要因の一つですね!
税理士さんが事前に計画を話してくれているので、非常に話が早く終わります。
銀行のチェックポイント どんなことをチェックする?
結論から話しますが、銀行のチェックポイントは次の2つです。
自己資金
経験と実積
自己資金について
自己資金は、100%チェックされますね!
チェックポイントは、コツコツと貯めていた、ということ。
これをしっかりやっておくと、銀行からの評価はアップするそうです!
銀行からの融資を考えている人は、事前にしっかり貯金をしておいた方がいいですね!
下に貯金のやり方の記事を貼っておきます。
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そんなにがんばらなくても毎月5万円以上貯金する方法
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接骨院開業の自己資金をムリせずに貯める方法 ラクしてお金を貯めよう!
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給料が少なくても、簡単に貯金をする方法を書いています。
ストレスを溜めずに貯金をしたい人は、ぜひ読んでください。
経験と実績について
柔道整復師として、10年以上働いている。
院長としてやっていた、という実績がある。
こういった経験や実績がある人は、銀行の評価が高まるそうです。
長年やっている商売の方が、成功の確率は高い。
というのが銀行の基本原則です。
銀行の融資を受けるためにも、経験はしっかり積んでおきたいですね!
下に、実績と経験の作り方を貼っておきます。
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柔道整復師が成長する方法は転職が一番な話 戦略的転職のススメ
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転職を利用して成長する、戦略的転職術の記事。
もう一つが、資格を利用して自分をブランディングする記事です。
どちらも超オススメの記事ですよ!
接骨院開業までに時間がある人は、しっかり経験と実績を作っておきましょう!
なお、どんな治療法をやっているか?というのは全く聞かれません。
評価の対象にもなりません。
治療家さんは、つい自分の得意領域をアピールしがちです。
ですが、銀行さんは治療法についてなんて知らないですからね!
あなたの治療法がどんなに素晴らしいものでも、それは残念ながら評価の対象になりません。
担当さんが、上に出して審査を通しやすいものを出す。
ということを意識しておくと、いいと思います。
どんなものを出せばいいのかは、この本に詳しく書いてあります。
しっかり把握しておきたい人は、ぜひどうぞ!
商売を成功させる上で、銀行の融資は本当に大事です。
資金に余裕があった方が、成功の確率は高まりますからね!
ぜひこの記事も参考にして、銀行の面談に挑んでみてください!
それでは!